「中古車は年式が新しくて走行距離が多いクルマと,年式が古くて走行距離が少ないクルマ,どちらを選べばよいですか?」という質問をよくいただきます。
もちろん年式が新しくて走行距離も少ないクルマが理想ですが,ご予算との兼ね合いもありますので,なかなか思うようなクルマに出会うことは難しいようです。
一般的に,走行距離が多いとクルマの各消耗部品が使用限度を超えるために,年式が新しくても故障することが多いようです。
特に外出先などでエンジンが掛からないなど突然トラブルが起こるリスクは高くなります。
一方で,年式の古いクルマはゴム部品が経年劣化しやすいため,タイヤやゴムブーツ類にヒビ割れや亀裂などが多く見られます。
これらを修理しないと走行中に故障して交通事故につながる恐れがあります。
しかし,これらの症状は定期的に点検,修理をすることで突然のトラブルを防ぐことができます。
したがって,中古車はなるべく走行距離の少ないものを選び,かつ定期的に点検を受けることがポイントだと思います。