「エンジンがかからないんですけど,どうしたらよいですか?」
お客様からこのような質問をよくいただきます。
エンジンがかからない時は,次に挙げる3つのポイントを確認してみてください。
【1.ハンドルロック】
ハンドルロックとは、イグニッションキーを抜いた状態でハンドルが回らないようロックして盗難を防止するための機構です。
イグニッションキーを抜いてハンドルを少し回してみると、ハンドルはロックして右にも左にも回らなくなりますこの時、同時にイグニッションキーも回らなくなります。
ハンドルロックを意識していないドライバーが降車時にたまたまハンドルを握って降りてしまうとロックがかかり、次に運転するときにイグニッションキーやハンドルが回らないと慌ててしまうケースがよくあります。
このハンドルロックを解除するには、ハンドルを左右に少し回しながらイグニッションキーをひねるとハンドルロックは解除されます。
盗難防止には大きな意味を持っているハンドルロックですが、自分でハンドルをロックしてあわてふためく前に一度経験しておくと良いですよ。
【2.シフトレバーの位置】
キーをまわしてもエンジンがかからない時は,シフトレバーの位置を確認します。
オートマチック車は安全のため,「P」か「N」レンジに入っていないとエンジンがかからない仕掛けになっています。
エンジンがかからない時は,だいたいシフトレバーの位置が「D」になっていますのでご注意ください。
【3.スマートキーの電池】
スマートキー仕様のクルマは電池の寿命も考えられます。
スタートボタンを押してもエンジンがかからない時はスマートキーをスタートボタンの近くに持っていきスタートボタンを押してみてください。
これでエンジンがかかるようならば,間違いなく電池の寿命が原因です。
このスマートキーは保管場所にも注意が必要です。
テレビ・パソコン・電子レンジなど強い電磁波を出す電化製品の近くに置いておくと,スマートキーが誤って電波を出しつづけるため電池が早く減ってしまいますのでご注意ください。
P.S
上記の方法を試してみてもエンジンがかからない場合は,電気的機械的トラブルの可能性が高いので,自動車保険のロードサービスを手配したほうが良いと思います。
もし,お車のエンジンがかからず,レッカー搬送になった場合,故障現場までレンタカーの配送を希望なら...
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