今の日本車は非常に高性能です。
メンテナンスさえしっかりしていれば、10年10万キロを超えてもエンジンが止まることは滅多にありません。
海外では20万キロ、30万キロと現役で走っている日本車も珍しくなく、物理的な寿命だけで言えば「まだまだ乗れる」のが正解です。
しかし、経済的な視点で見ると話は別です。
10万キロを超えると、タイミングベルトや足回りのブッシュ類など、高額な消耗品の交換時期が重なります。
さらに追い打ちをかけるのが、新車登録から13年超えで発生する「自動車税の増税(約15%アップ)」です。
「修理代を払って、高い税金を納めて、燃費の悪い旧車に乗り続ける」という、コストの逆転現象がこの時期に発生します。
クルマを「乗り潰す」のは一見節約に見えますが、下取り価格が0円になってから買い替えるのは、実は最も効率が悪い方法です。
10年10万キロ前後の、まだ中古車市場で価格がつくうちに手放し、その売却益を次の車の頭金にする。
このサイクルを回すことで、結果的に月々の負担を抑えつつ、故障リスクの少ない最新の安全装備を備えた車に乗り続けることができます。
株式会社西田自動車 代表取締役
西田 錦矢 KINYA NISHIDA
自動車整備士を子供の憧れの職業に!
「クルマの専門家」として情報を発信し、整備士の地位向上と環境改善に挑んでいます。
単なる修理に留まらず「相談したくなる拠点」作りを通じ、業界の未来と整備士の誇りを取り戻します。