「最初は安い中古車で十分でしょ。」
先日,あるお客様との会話。
もうすぐ社会人になる大学生の息子さんから車を買いたいとの相談があり,
「運転に慣れないうちはすぐにぶつけるので,安い中古車にしたらとうだ」とアドバイスしたとのことです。
しかし,この考えは現在のクルマには当てはまらないかもしれません。
なぜなら,この考え方はぶつかることを前提にしているからです。
最近の新車は高性能の安全装置が付いており,そもそもぶつかる確率が非常に低いのです。
飛行機ですら,離陸中はオートパイロット装置で飛行しており,人は直接操縦していません。
◆5年前のパソコンは使い物にならない
わが社では,ウィンドウズ10が発売されてから,長年使用したウィンドウズ7が入ったパソコンをしぶしぶ買い替えることになりました。
ハードウェアがソフトウェアについてこれず,動作がとても遅くなり使い物にならなくなったからです。
◆クルマの性能は年々進化している
最近のクルマは進化がとても速く,自動ブレーキシステムや自動追尾システムなど,年々新しい装備が付いてきます。
来年発売される予定のトヨタのヴォクシーは自動操舵システムが付いており,ある一定の条件を満たした道路ではハンドルを握る必要は全くないそうです。
運転手はスマホを操作していても,テレビを見ていてもよいとのことです。
このように,クルマの性能が向上するスピードの速い現代では,短期間で新しいクルマに乗り換えるという選択肢も出てきました。
もちろん,お気に入りのクルマは大切に長く乗るべきだと思います。
ですが,安全を重視するとやはり最新のクルマという選択が安心でしょう。
あなたは自分のお子さんのためにどのような選択をしますか?